医科学研究所(医科研)主催による“IMSUT NY Seminar 2024”が、2024年3 月 21日(木)、” Genomics: From Disease to Healthcare”のテーマのもと、ニューヨークのUTokyoNYにて開催され、在米の大学・研究機関、様々な分野の企業・団体等の方々にご参加いただきました。
本イベントは、昨年より開始した”IMSUT NY Seminar”シリーズの第2弾として、完全オンサイトにより行われました。
セミナーは、中西真所長のビデオメッセージで始まり、NYオフィスにおけるセミナー開催の意義と今後の目標、医科研についての紹介がありました。
その後、前半には柴田龍弘教授、ニューヨークゲノムセンターのNicolas Robine博士、メモリアルスローンケタリングがんセンターのMarc Ladanyi博士による講演が行われました。
コーヒーブレイク後の後半では、熊坂夏彦教授、マウントサイナイ医科大学の三戸芳子博士による講演が行われ、セミナーのラストは、医科研の井元清哉教授による講演がありました。
司会と進行は、前回に引き続きNYオフィス副理事長の桑間雄一郎先生に加え、今回演者としてご参加いただいた三戸芳子先生により行われました。医師として、研究者としての見地からの説明・意見や質問を交えた二名体制での司会進行スタイルとなり、参加者の興味を引き付け、一般聴衆の理解が深まるセミナーとなりました。いずれの内容も参加者にとって興味深い内容だったようで、質疑応答時間が不足するほど、活発なディスカッションが交わされました。最後に柴田教授からの閉会の言葉をもって、セミナーは盛会のうちに終了しました。セミナー終了後に開催した情報交換会では、演者間や演者と聴衆の間で、さらに活発な意見交換や交流が行われ、次回開催へ繋がるセミナーとなりました。
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