東京大学国際高等研究所ニューロインテリジェンス国際研究機構(WPI-IRCN)は、10月19日(日本時間10月20日早朝)に、一般講演会「IRCN and UTokyo NY Office Event “How does Human Intelligence arise?”」を開催しました。会場はニューヨークのルーズベルト島にあるCornell Tech Verizon Executive Education Centerでした。
ヒトの知性はどのようにして生じるのか。その解明に取り組むIRCNではどのような研究活動を行っているのか―。講演の部ではヘンシュ貴雄機構長、後藤由季子主任研究者(薬学系研究科教授)、大木研一主任研究者(医学系研究科教授)、Laurel Gabard-Durnam 協力研究員(ノースイースタン大学准教授)が登壇し、最先端の研究成果を紹介しました。その後の対話セッションでは、現地の会場やウェビナー参加者からの質問に登壇者が答えました。また、現地参加者向けに開催した懇談会では、ヒトの知能と人工知能の違いや、それらを掛け合わせた時に拓ける可能性などを示したパネル展示や機構の活動概要を説明する動画の上映も行い、「脳科学×A.I.」の切り口で様々な融合研究を展開するIRCNの活動の一端を紹介しました。